バックカントリーは初めてでも大丈夫?最初の一本に森吉山を選ぶ理由

「ゲレンデの外の、誰も滑っていない雪を滑ってみたい。でもバックカントリーって、特別な人の遊びなんじゃないか?」
そんなふうに迷っている方へ。結論からお伝えすると、深雪(パウダースノー)を滑った経験があって、スキー場の上級コースを転ばずにスピードコントロールして滑走できるなら、バックカントリーツアーに参加できます。道具の使い方は、ツアーの中で覚えれば大丈夫です。
上級コースと深雪(パウダースノー)を滑れれば、ツアーに参加できます
滑走力さえ足りていれば、バックカントリーデビューのハードルは思っているほど高くありません。目安は深雪(パウダースノー)の滑走経験と、スキー場の上級コースを転ばずにスピードコントロールして滑走できること。道具の使い方は初級ツアーの中で一つずつご案内します。そして最初の山には、ゴンドラで標高を稼げて、おだやかなブナの森を滑れる森吉山がおすすめです。
初めての不安に答えます:レベル・道具・体力
どのくらい滑れればいい?
目安は、深雪(パウダースノー)の滑走経験があり、スキー場の上級コースを転ばずにスピードコントロールして滑走できること。ツアーでお教えするのは道具の使い方と雪山の歩き方、行動の仕方で、滑り方のレッスンは行いません。滑れることが参加の大前提です。シールの扱い方や登り方は、当日ゼロからレクチャーします。ブランクがあって不安な方にも向けた内容です。
道具を持っていなくても大丈夫?
ビーコン・プローブ・ショベル(雪崩対策装備)はレンタルがあります(3点セット ¥3,000)。「名前も聞いたことがない」という状態で来ていただいて構いません。使い方はツアーの中でご説明します。なお、スキーやブーツなどの滑走用具のレンタルはありませんので、ご自身でご用意ください。
体力はどのくらい必要?
森吉山はゴンドラで標高を稼げるので、自分の足で登る時間は長くありません。一日の中心はあくまで滑走です。とはいえ雪山で5〜6時間行動する一日なので、ある程度の体力は必要です。ペースや休憩のタイミングは、参加者の様子を見ながらガイドが判断して調整します。
参加前のお願いは2つだけ
シーズン初滑りでのご参加はご遠慮いただいているので、最低1日はゲレンデで足慣らしをしてからお越しください。もう一つは、遭難対策費用付きの登山保険への加入。前日までにスマホから簡単に加入できます。

最初の一本に、なぜ森吉山なのか
ゴンドラで、体力を滑りに残せる
阿仁ゴンドラで、歩き始める前に一気に標高を上げられます。登りで疲れ果てて滑りを楽しめない、という心配が少ない山です。
おだやかな地形と、美しいブナの森
雪をまとったブナの森は本当にきれいです。白い木立のあいだを軽い雪と一緒に落ちていく時間は、ゲレンデでは味わえません。
1月〜2月は、樹氷にも会える
森吉山は蔵王・八甲田と並ぶ樹氷の山。登りながら、樹氷を目の前で見上げられます。デビューの一日にこの景色が付いてくるのは、森吉山だけの贅沢です。


安全について
雪崩対策装備を全員が持って入ります
バックカントリーは、スキー場のように管理された場所ではありません。だからこそ、ビーコン・プローブ・ショベルを全員が携行し、出発前に必ず動作チェックをします。
悪天候の日は、無理をしません
安全に楽しめないと判断した日は、山へ入りません。コースやエリアの変更をご提案することもあります。中止・変更のご連絡は前日までにお伝えします。

まとめ
スキー場の上級コースと深雪(パウダースノー)を滑れれば、バックカントリーツアーに参加できます。装備はレンタルがあり、使い方はツアーの中で。最初の山は、ゴンドラで登れてブナの森が美しい森吉山がおすすめです。今シーズン、ゲレンデの外の一本目を、一緒に滑りに行きませんか。

バックカントリーデビューについてのQ&A
よくいただく質問をまとめました。
はい。バックカントリー初級ツアーは、初めての方のためのツアーです。シールを付けた歩き方、ビーコンの使い方など、道具の扱いから一つずつご案内しますので、経験がなくても大丈夫です。ブランクがあって不安な方にもおすすめです。
目安は、深雪(パウダースノー)の滑走経験があり、スキー場の上級コースを転ばずにスピードコントロールして滑走できることです。当日はガイドが雪の状態を見て、滑りやすい斜面を選んでご案内します。
はい。ビーコン・プローブ・ショベルの雪崩対策装備はレンタル(3点セット ¥3,000)をご用意していますので、お持ちでない方もご参加いただけます。使い方はツアーの中で丁寧にご説明します。なお、スキーやブーツなどの滑走用具のレンタルはありませんので、ご自身でご用意ください。
はい、ご参加いただけます。スプリットボードの方はそのままご参加ください。通常のスノーボードの方は、登り用のスノーシューをご自身でご用意ください(スノーシューのレンタルはありません)。ただし、雪が深い日はスノーシューでの行動が難しくなる場合があります。
初めての方には、天候と雪が安定する3月4月、春のバックカントリーもおすすめです。1月〜2月は雪が軽く、森吉山では樹氷も見られる特別な時期ですが、寒さと天候はぐっと厳しくなります。
安全に楽しめないと判断した場合は、無理に山へは入りません。風や雪の状況を見てコースを変えたり、コンディションの良い別のエリアへの変更をご提案したりすることがあります。中止・変更の判断は前日までにご連絡します。
ツアーの詳細はこちら。バックカントリー初級ツアー(初めての方向け) / シール登行やビーコンの扱いに慣れている方は バックカントリーツアー(経験者向け) へ。
経験者向けの森吉山はこちら。森吉山バックカントリー|経験者向けツアーで滑る、軽い雪とブナの森
GUIDE
ガイドについて

田沢湖を拠点に、冬は森吉山・秋田駒ヶ岳・八幡平・裏岩手・鳥海山でバックカントリーツアーを、夏は田沢湖でSUPツアーをご案内しています。バックカントリーツアーは最大6名の少人数制で、お一人からご参加いただけます。安全を最優先に、一人ひとりのペースと経験に合わせてご案内しています。
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